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めがねLIFE始まるか?!★藤裕美「めがねを買いに」 [読書の効用]


めがねを買いに

最近興味を持っているコンテンツの一つが、、

「めがね」

です。

最初のきっかけはスタイリストのソニア・パークさんの著書の中で、
紹介されているめがねがとっても素敵で、
初めて自分でもかけてみたいな~と思ったことでした。

視力はまだ裸眼で普通に生活できる状態なので、
実利性としてはめがねを必要としているわけではありません。

なので、あくまでファッションアイテムとしてのめがねに興味があります。

最近はおしゃれで低価格のめがねが増えてきたことで、
めがねを実用性としてだけではなく、おしゃれとして楽しむ人が増えましたよね。

視力矯正する必要のない人が、伊達めがねしている人もけっこういらっしゃるのでしょうか・・・?

ただ、かつては伊達めがねに奇妙な偏見がありました。
めがねを必要としていない人がわざわざかけるなんて変だって。

芸人さんがキャラ作りのためにかけるのはいいとして、
普通の人がやるのはやりすぎじゃないかと。

どうしてそんな偏見があったのか今となっては不思議なくらいですが・・・

実用性のないおしゃれはやりすぎ、みたいな感覚だったのかもしれません。

でも考えてみたら、ファッションなんて実用性ではないのですがね・・・。

そんなこんなで、かつては反感を持っていたおしゃれめがねに対して、
むしろ興味が出てきて・・・最近は特にその思いが強まっていたのです。

そんなところに出会ったのが、上記の画像の本。
藤裕美さんの「めがねを買いに」。

とあるTV番組の特集に出演されていて、
こちらの本を手にしてみたのでした。

藤さんは「めがねスタイリスト」という肩書で活躍されている方らしく、
たぶん、めがねスタイリストなんて日本でも唯一かも・・・?

でも、めがねファッションがじわじわと勢いを増している昨今ですから、
ひょっとしたら、今後注目の職業になるかもしれませんね!

そして、藤さんの著書を読み、増々めがねへの興味が出てきました!

この本では、めがねの選び方、めがね店や店員との付き合い方、
めがねのメンテナンス等、めがね初心者でも、
ある程度めがねとの付き合い方の長い人でも楽しめる内容になっています。

面白いのが、あるめがねを色んな人にかけさせて、概ね似たようなポージングをさせ、
同じめがねがかける人によってどう変わるかを見比べることのできるページがあったり。

あるいは、一人の人に、色んなめがねをかけてもらっているページもあります。

プロのモデルさんではなく、素人さんに行っているところがミソですね。

かなり奇抜な?めがねもありまして、
でも、かける人によっては案外しっくり来るのが驚きだったりして。

例えばめがねファッションに対して、オーバル型が無難、
と言った一般的なセオリーがありますが、
そういうものとは一線画し、もっとめがねと人の可能性を広げる内容になっています。

セオリーに従うと、確かに失敗は少なくなるのでしょうが、
逆を言うと無難になりすぎて、かけている意味がなくなる可能性もあるのです。

あくまで実用性で使うならそれもいいのでしょうが・・・
ファッションとしてはつまらなくなりますよね。

藤さんの著書から感じられるのは、一言で言えば、
「人×めがね」を可能性をひろげる、と言うことだと思うのです。

元々めがねの存在って実用性が強かったのだと思いますが、
それをファッションとして楽しめる意義を、もっと言えば、
アートの域にまで達するようなこともできる、それがこの本で理解できました。

普通の人が日常でアートまでやるか?と言うのはそれぞれかもしれませんが、
でもやろうと思えばそこまで可能性を広げられる、
と言うことを伝えているこの本はとても意義深いと思います。

何より、めがねをかけることでちょっとだけ自分が素敵になれる、
その可能性を知れることはとても心楽しいことです。

私もこの本と出会ったことで、増々めがねへの好奇心が強まりました!!

いよいよめがねデヴューも近いか?!

乞うご期待!・・・ってことで♪
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生きづらさを感じる人に★小島慶子「失敗礼賛」 [読書の効用]


失敗礼賛

小島慶子さんの最新刊本読みました。
「失敗礼賛」(2013年7月発行、KKベストセラーズ)。

小島さんの本は初めて読んだのですが、
ここ数年女性誌では何かとインタヴュー記事と言った感じで露出が多いですし、
彼女のものの考え方や言動には折に触れて目にし耳にする機会がありました。

また、私の弟が小島さんのラジオ番組が好きなので、
家族で車で外出する際は度々私も楽しんでいます。

そんな機会で感じ、今回の本の読後感としても抱いた感想は、、

この人“も”要領が決して良いとは言えない、
なかなかに生きていきづらそうな人だな~と(笑)

“も”と言うのは、私もそうだから、です。
だから、妙なシンパシーが(笑)

もちろん同じ人間ではないのですから、写し紙に写したようにぴったりと重なることはないですけど、
自分だけが生きづらい、あるいは失敗している、人間同士のコミュニケーションに難儀を感じている訳ではないんだな・・・

そんなふうに少し安心できる、これからも生きていく勇気の持てる、
そういう一冊だと思います。

私は今でも要領のよいタイプとは言えないし、
人間関係に自信があるわけでもありません。

でも、かつては、もっともっと内気で要領の悪さでは天下一品の(笑)の子供でした。

なにしろ、我が身の内向っぷりと要領の悪さにかけてはたっくさんの思い出があります!

友達も少なかったですしね~。
クラスの子からは「大人しい」「真面目」と言うレッテルを貼られた子供でした。
(子供界の中では大人しくて勉強ができると「真面目」ということになる)

何て言うのかな・・・他の子供の輪からは確実にはずれ、
いつだって蚊帳の外だったんです。

しかし、だからこそ、他の子供のことをいつも俯瞰して眺めることができました。

だから、今この子とこの子が仲が悪くなってるとか、微妙な空気感の変化の気付きにはとても敏感で、
観察力、分析力には比較的優れ、成長と共にさらに高まったと思います。

それは今の生活、プライベートにしろ仕事にしろ、
特に私はサービス業に従事て、中でもエステと言う気遣い命の職種に就いていますから、
結果的に子供時代にそういう人生を強いられたことが役立っています。

小島さんも実のお母様、またお姉様との関係に長らく悩まれ、
また彼女のキャリアを本やラジオ、インタヴュー記事から知る上でも、
ところどころでスムースには行っていない感じが見受けられます。

女子アナと言うキャリアを経て、まずそれになれたということは、
たぶん、学歴も育った環境も世間的に見て相応のものだったのだろうし、
そういう観点でいけば勝ち組と考える人もいるでしょう。

でも、小島さんの女子アナ時代を思い出してみると、
いわゆる女子アナ的な人ではなかったかなあと。

多くの女子アナの方って、まあ「お嫁さん候補的な」人が多いですよね。
実像は違うかもしれませんが・・・少なくとも一見そうであるし、
世間にはそういう立場を望まれている存在です。

果たして小島さんがそういう役割の存在だったかと言うと、違ったような。。

実際著書の中でも「女子アナと言う役割にはまり損なった」と表現されています。

女子アナを退職されて以後はもっと活躍されてますけど、
上述の如く節目節目で紆余曲折あった様子ですし、
順風満帆でこの人うまくやってるな~的な人では全くないですよね。

むしろもうちょっとうまくやってもいいんじゃないかと余計なお世話を焼きたくなるくらいで(笑)

そういう小島さんの生き様が如実に表れている一冊だと感じたのですが、
人生に、人間同士のコミュニケーションにつまずいていると感じている方には、
ぜひ一読されてみては、と思える本です。

決して要領よしではないけれど、小島さんが仕事や人生を通して身に付けられたのであろう、
スキルも参考になります。

やはり言葉を使ったお仕事をされている方ですし、
本当にたくさんの方と出会われている方でありますから、
何だかんだ言いながらもコミュニケーションスキルは非常に高い方だと思います。

でも、彼女のスキルは要領のよさからくる小手先のテクニックではない。

あれこれ悩み、むしろ要領が悪かったからこそ培われた、
「小島慶子」と言う大地にしっかり根付いたスキルです。

こう言っちゃなんだけど、、
小島さんの生き様見ていると、失敗に対する恐怖が少し薄れます(笑)

小島さんの人気の秘密はそこにもあるんだろうなー


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MY書棚ベスト100をつくる [読書の効用]

一時本が増えすぎてしまったので、
売ったり寄付したりでだいぶ数を減らしました。

片づけのコツの一つは、自分なりのルールを作る、と言うことですね。

例えば、上限をこのスペースの入るだけ、とするとか、
数を決めるとか。

そこで、私の場合は、この機に
「今の自分にとってのベスト100冊を選ぼう!」
と決めました。

断捨離の本などでも述べられていることですが、
片づけの作業って自分自身との対話になるんですよね。

一体今の自分が何を望んでいるのか、どんなことに価値を置いているのか、
そういうことを浮き上がらせていかないと片づけってできないし、
逆に片づけを行うことでそういうものが見えてくるのです。

身の周りにあるもの、あるいは在り方と言うのは、
所詮自分自身の投影だと思います。

その中でも書棚と言うのはその人自身が浮き彫りにされる場所ですね。

ですから、よそのお宅に行って、書棚を見るのって、
その人の心の部分を覗くようで、面白いしちょっとドキドキする。

逆に言うと、覗かれる側としては、少し恥ずかしい部分もあったりしますよね。

まあ、ともかく、目下そのベスト100冊の選定作業進めています。

色々読み返したりもしているので、なかなかに遅々としてしまってもいるんですが、、
「これはもうベスト100入り間違いないでしょ!」と言うのを数冊ご紹介♪


整体入門 (ちくま文庫)

まずはこの一冊。野口整体の本です。

あ。でも。今の私にとっては野口整体の本は全てベスト入りさせたいんで、
そうなると、それだけで20数冊は決定になってしまうのが悩みどころ。。

せめて、シリーズものは全部でカウント1にしようかなあ・・・


朴歯の下駄 (1980年)

これまた整体関連。野口整体の創始者である晴哉先生の奥様、
昭子さんの本がとてもいいんですよ。

違う角度から見れるのがいいんですよね。
やはり晴哉先生は天才なので、こちらの理解が及ばないところが多いのですが、
昭子さんの本の方で「そういうことか。」となれたことも多々ありました。

また、ご夫婦と言う関係であるのですが、
むしろこのお二人は師弟関係なのです。

だから、師匠と弟子のあり方、と言うのを学ぶことができる。


SONYA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 101―ソニアのショッピングマニュアル〈1〉


ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)


ソニアのショッピングマニュアル III

いきなり毛色が変わりますが、、
スタイリスト、ソニア・パークさんの本。

モノ好き・買い物好きであり、職業柄卓越した審美眼を持つソニアさんですが、
この本で紹介されるモノ、またこの本自体に永遠性を感じるのです。

つまりは単なるモノ紹介の情報本ではないと言うことです。


フランス流紅茶芸術

私の大好きな紅茶ブランド、マリアージュ・フレールで出している本です。
紅茶、またはマリアージュ・フレールの歴史などを知ることができる一冊。

私にとってこのブランドは、単なる食品メーカーなどではなく、
物語であり文化なのです。


MARIAGE FRERES (e-MOOK)


MARIAGE FRERES フランス式もっとおいしい紅茶 (e-MOOK) (e-MOOK 宝島社ブランドムック)

続いて、さらにマリアージュ本。

付録つきのムック本人気の中で発売されたものですが、
単なる商品紹介に終わらず、マリアージュのブランドの世界観が伝わる内容になっています。


冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)

実はこの本は今は手元にありません。
一度手放してしまったもので・・・

なのに、やっぱりベスト100入りさせたいと思っている一冊。
江國香織さんの「冷静と情熱のあいだ」。

"Rosso"と"Blue"と言う2冊仕立てになっていて、恋愛小説ですが、
女性側の物語を江國さんが、男性側を辻仁成さんが書いています。

発売当時としては試みとしても面白かったし、
とにかく一時期江國さんの小説はものすごくはまって、
ある時期までのものは全て読んだほどで。

中でもこれは何度読み返したか分からないなあ。

しかしながら、辻さんの方のはベスト入りさせない(笑)

・・・と、こんな感じで選定進めています。

100冊決まったら、改めてご報告させていただきましょう!
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