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「活版印刷」
・・・ってご存知ですか。
今年は活版印刷でできた、
とっても素敵なクリスマスカードを購入しました☆
こちらのカード、3人のアーティストのコラボレーションで作られたのです。
イラストレーターの中本優さんを中心になって、イラスト&デザイン担当、
カリグラファーの工藤祐輔さんがメッセージの文字を、
マンダラアーティストの涼葉えりこさんがリースデザイン。
それぞれ分野の異なるアーティストたちの力が結集し産まれた、
クリスマスカードなんです。
活版印刷は凹凸が特徴なんですね。
それが何とも言えない味わいで。
文字って通常は見る楽しみですが、
活版で印刷された文字は、触覚でも楽しめるんです。
昨年くらいからかな、、
東京のインテリアショップとか文具を扱っている売り場などで、
活版印刷のカードとか小物を見かけるようになりました。
現代の日本では廃れつつあった印刷技法だと思うのですが、
急に着目されつつあるのでしょうか。
こちらのカードは、大阪の明晃印刷さんが手がけていらっしゃいます。
クリスマスらしくお色はグリーンとレッドの2色。
加えて、文字の色がシルバーのものとゴールドのものがそれぞれあるので、
4種類になっています。
そして、カードとセットになっている、
蠟引きの封筒も素敵~
写真だと独特の風合いが伝わらず残念ですが・・・
ぜひとも実物を手に取っていただきたいものです。
活版印刷ってコストもお手間もかかるのか、
ちょっとお高い印象もあったのですが・・・
こちらはカードと封筒のセットで450円。
申し訳ないくらいにお安い印象です。。
もしも購入ご希望の方がいらっしゃったら、
以下にリンクしております、工藤さんや涼葉さんのブログに、
購入についての明記がございますのでご覧くださいませ。
中本優さん公式ウェブサイトはこちらから
工藤祐輔さんブログはこちらから
涼葉えりこさんブログはこちらから
高崎健治さん(明晃印刷)ブログはこちらから
「光の賛歌 印象派展」に行ってきました@東京富士美術館。
先日観たルノワールを主題にした映画に感化されて、
http://i-grek.blog.so-net.ne.jp/2013-10-13
ちょうどルノワールの絵が展示される機会と言うことで出向いてまいりました。
ルノワールの絵には「太陽の光」の存在を感じます。
それと同時に、人間の裡の中にある、
光のように発散される何かぴかぴかとしたもの。
ルノワールの絵に描かれる人々からは、
そのぴかぴかがまぶしいくらいに発散されている。
でも、あくまでも優しく柔らかい光の存在。
同じ太陽の光でも、ぎらぎらと灼熱のような光ではなく、
春の午後、優しく降り注ぐ陽だまりのような光。
物事を柔らかく包み込む、母親の腕の中のように優しい光。
暗い色を嫌い、世界を明るく美しいものとして描き続けたルノワール。
世界の隅々までもが、ルノワールの絵のように、
優しい光で包まれてほしいと思います。
「光の賛歌 印象派展」についてはこちらから
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俳優座劇場プロデュース公演★「もし、終電に乗り遅れたら・・・」 [アートの効用]
友人が出演している舞台を観てきました。
「もし、終電に乗り遅れたら・・・」@六本木・俳優座劇場
原作はこちら。
アレクサンドル・ヴァムピーロフの「長男」。
田舎町に女の子を引っかけに飲みに来た、
ブスイギンとシーリワ。
二人はあっさりとフラれて目的を果たせなかった上に、
終電に乗り遅れて、ロシアの寒い寒い夜空の下で宿も見つからない。
そんな二人はひょんなきっかけを得てサラファーノフ一家の家に押し入り、
何とか朝まで暖を取るべく芝居を打つ。
それは、シーリワの口から咄嗟に滑り出た、
「ブスイギンは実はこの家の長男なんだ」と言うもの。
妻を失い、二人の子供を育ててきたが、そんな子供たちにも見放され、
孤独な心を抱えるサラファーノフ家の父親。
二人の青年から出た突拍子もない嘘が、一家にどんな影響を与えていくのか、、
これまであまりロシア演劇に接する機会ってなかったのですが、、
現代の日本人的感覚からすると、
なかなかに荒唐無稽な物語の展開には感じましたが(笑)
ロシアの夜の凍えるような寒さと、それとは真逆な家の中の暖かさ。
そんなロシアならではの空気感が舞台から実感として伝わってきました。
ブスイギンとシーリワが寒空の下凍えそうになっているシーンでは、
観ているこちらまでが毛布にくるまりたいような気持ちになるほどで。
逆に家の中のシーンになると、一転、
コートもセーターも脱ぎ捨てたくなるような感覚に。
そんな外の寒さと家の中の暖かさが極端な土地に生まれ育つということは、
それ相応の感覚やものの考え方と言うのが出来上がるんだろうな・・・と想像しました。
この物語では、「家族のつながり」と言うのがテーマになっていて、
もっと言えば、実際の家族だけではなく、より広い意味での、
「人間同士の家族的なつながり」が描かれています。
日本も東日本大震災以降「絆」「つながり」と言うものがずっと大きなテーマになっているので、
そういう意味では、大震災以降を生きる日本人の琴線にも触れるものがあるんじゃないかと感じました。
2013年11月24日(日)までの公演です。
可愛い予告編があるのでぜひご覧ください!
http://www.youtube.com/watch?v=O2ndE3OzxsM&hd=1
チケットはこちらから
「もし、終電に乗り遅れたら・・・」@六本木・俳優座劇場
原作はこちら。
アレクサンドル・ヴァムピーロフの「長男」。
田舎町に女の子を引っかけに飲みに来た、
ブスイギンとシーリワ。
二人はあっさりとフラれて目的を果たせなかった上に、
終電に乗り遅れて、ロシアの寒い寒い夜空の下で宿も見つからない。
そんな二人はひょんなきっかけを得てサラファーノフ一家の家に押し入り、
何とか朝まで暖を取るべく芝居を打つ。
それは、シーリワの口から咄嗟に滑り出た、
「ブスイギンは実はこの家の長男なんだ」と言うもの。
妻を失い、二人の子供を育ててきたが、そんな子供たちにも見放され、
孤独な心を抱えるサラファーノフ家の父親。
二人の青年から出た突拍子もない嘘が、一家にどんな影響を与えていくのか、、
これまであまりロシア演劇に接する機会ってなかったのですが、、
現代の日本人的感覚からすると、
なかなかに荒唐無稽な物語の展開には感じましたが(笑)
ロシアの夜の凍えるような寒さと、それとは真逆な家の中の暖かさ。
そんなロシアならではの空気感が舞台から実感として伝わってきました。
ブスイギンとシーリワが寒空の下凍えそうになっているシーンでは、
観ているこちらまでが毛布にくるまりたいような気持ちになるほどで。
逆に家の中のシーンになると、一転、
コートもセーターも脱ぎ捨てたくなるような感覚に。
そんな外の寒さと家の中の暖かさが極端な土地に生まれ育つということは、
それ相応の感覚やものの考え方と言うのが出来上がるんだろうな・・・と想像しました。
この物語では、「家族のつながり」と言うのがテーマになっていて、
もっと言えば、実際の家族だけではなく、より広い意味での、
「人間同士の家族的なつながり」が描かれています。
日本も東日本大震災以降「絆」「つながり」と言うものがずっと大きなテーマになっているので、
そういう意味では、大震災以降を生きる日本人の琴線にも触れるものがあるんじゃないかと感じました。
2013年11月24日(日)までの公演です。
可愛い予告編があるのでぜひご覧ください!
http://www.youtube.com/watch?v=O2ndE3OzxsM&hd=1
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アーティストがコラボレーション★活版クリスマスカード [アートの効用]
「活版印刷」
・・・ってご存知ですか。
今年は活版印刷でできた、
とっても素敵なクリスマスカードを購入しました☆
こちらのカード、3人のアーティストのコラボレーションで作られたのです。
イラストレーターの中本優さんを中心になって、イラスト&デザイン担当、
カリグラファーの工藤祐輔さんがメッセージの文字を、
マンダラアーティストの涼葉えりこさんがリースデザイン。
それぞれ分野の異なるアーティストたちの力が結集し産まれた、
クリスマスカードなんです。
活版印刷は凹凸が特徴なんですね。
それが何とも言えない味わいで。
文字って通常は見る楽しみですが、
活版で印刷された文字は、触覚でも楽しめるんです。
昨年くらいからかな、、
東京のインテリアショップとか文具を扱っている売り場などで、
活版印刷のカードとか小物を見かけるようになりました。
現代の日本では廃れつつあった印刷技法だと思うのですが、
急に着目されつつあるのでしょうか。
こちらのカードは、大阪の明晃印刷さんが手がけていらっしゃいます。
クリスマスらしくお色はグリーンとレッドの2色。
加えて、文字の色がシルバーのものとゴールドのものがそれぞれあるので、
4種類になっています。
そして、カードとセットになっている、
蠟引きの封筒も素敵~
写真だと独特の風合いが伝わらず残念ですが・・・
ぜひとも実物を手に取っていただきたいものです。
活版印刷ってコストもお手間もかかるのか、
ちょっとお高い印象もあったのですが・・・
こちらはカードと封筒のセットで450円。
申し訳ないくらいにお安い印象です。。
もしも購入ご希望の方がいらっしゃったら、
以下にリンクしております、工藤さんや涼葉さんのブログに、
購入についての明記がございますのでご覧くださいませ。
中本優さん公式ウェブサイトはこちらから
工藤祐輔さんブログはこちらから
涼葉えりこさんブログはこちらから
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「光の賛歌 印象派展」@東京富士美術館 [アートの効用]
「光の賛歌 印象派展」に行ってきました@東京富士美術館。
先日観たルノワールを主題にした映画に感化されて、
http://i-grek.blog.so-net.ne.jp/2013-10-13
ちょうどルノワールの絵が展示される機会と言うことで出向いてまいりました。
ルノワールの絵には「太陽の光」の存在を感じます。
それと同時に、人間の裡の中にある、
光のように発散される何かぴかぴかとしたもの。
ルノワールの絵に描かれる人々からは、
そのぴかぴかがまぶしいくらいに発散されている。
でも、あくまでも優しく柔らかい光の存在。
同じ太陽の光でも、ぎらぎらと灼熱のような光ではなく、
春の午後、優しく降り注ぐ陽だまりのような光。
物事を柔らかく包み込む、母親の腕の中のように優しい光。
暗い色を嫌い、世界を明るく美しいものとして描き続けたルノワール。
世界の隅々までもが、ルノワールの絵のように、
優しい光で包まれてほしいと思います。
「光の賛歌 印象派展」についてはこちらから