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弘前の洋館フレンチ★サロン・ド・カフェ・アンジュ [旅の効用]

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弘前でできる観光と言えば、洋館巡りと言うのがあるようです。

弘前に既に5回も訪問しているわりには(うち2回は数時間の滞在でしたが)、
あまり積極的に観光スポットを巡ったことがないので、詳しくは無いのですが。

ただ、元々ヨーロッパ嗜好なので、洋館の類はけっこう好きです。

いつか冬の弘前に一度訪れてみたいと以前から思っていて、
雪降る中、洋館めぐりをしたいと言う気持ちはあります。

交通のアクセスなどが心配で、なかなかチャレンジできてはいないのですが・・・

洋館好きとは言っても、歴史的背景だとか建築様式だとかにマニアックに興味を示すわけではなく、
例えば、古い洋館を利用して、レストランやカフェになっているところがありますが、
そういうところで雰囲気を味わう的な、まあ、浅い楽しみ方で満足してしまう性質です。

ともあれ、弘前も古くからある洋館を利用した、
レストランやらティールームなどがちょこちょことあるようです。

そんなお店の一つとして、今回訪れたのが、サロンドカフェアンジュ。
県重要文化財である旧東奥義塾外人教師館の中に併設されています。

さて、旅と言えば、食の楽しみは欠かせないことの一つでありますが(少なくとも私にとっては)、
弘前で楽しめる食のカテゴリーとしては、弘前フレンチと言うのが挙げられるようです。

なぜ、弘前でフレンチなのか?と言うのはよく分からないのですが、、
実際弘前の街中にはフレンチのお店がけっこうあるようです。

そして、このサロンドカフェアンジュさんも、弘前でフレンチを楽しめるお店の一つ。

売りとしては、
*洋館を利用したレストランであること
*弘前フレンチを楽しめること

の2点が、最大の特徴となっているお店でありましょうか。

特に予約をすることもなく行ってしまいましたが、
平日ですし観光シーズンでもなく、地方都市で昼間からフレンチを楽しむ人もあまりいないでしょうから、
12時はとっくにまわっていたものの、入店時はお客は私たちのみでした。
(しかも、その日の初のお客であると言うのが明瞭な雰囲気で)

後に1組加わりましたが、私たちより先に退店し、
結局その日のランチのお客は私たち含めて2組、だったのかと思います。

そういう点ではちょっとうら寂しい気持ちになるとも言えますが、
私は割りとそういうのも平気と言うか・・・むしろ混んでてがちゃがちゃしているよりよいかも?

他のメニューはよく覚えていないのですが、
私たちが頼んだのは、1575円のメインがお肉かお魚かをセレクトするタイプのコース。
メインを両方いただくことのできる、もう一つお値段上のものがあったとは記憶しています。

コース内容としては、前菜、スープ、メイン、サラダ、ごはん、デザート、お茶、と言った内容。

ごはん・・・?と思われるかもしれませんが、そう、
こちらでは、おはしでいただけるフレンチ、をコンセプトにしているようです。

ちなみに私はメインはお魚で、サーモンとテリーヌがミルフィーユ状になったものに、
アメリケーヌソース(えびのダシがきいたクリーム状ソース)がかかった一品でした。

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写真はありませんが、スープはりんごの冷製スープでした。

青森と言えばやはりりんごを思い浮かべる人が多いでしょうが、
弘前フレンチではりんごのスープを出すお店がけっこうあるようです(雑誌の情報によれば)。

「どんなもんかな?」と以前から思っていましたが、
スープと言っても、りんごミルクジュース(ちょっととろみのついた)、と言う印象でした。

りんごのほのかな甘みと酸味が爽やかで、夏向きの一品だと感じます。

弘前フレンチの強みを挙げれば、やはり地の食材を売りのできると言う点でしょうか。

青森らしい食材と言えば、前述のりんごはまず筆頭に挙げられますし、
あとはホタテ、平目、などの魚介は非常に豊富ですよね。

あるいはお肉系でも、地豚を使ったお料理を提供しているお店が多いようですが、
フレンチに利用できそうな地の食材は色々ありそうです。

話を実際のコース内容の方に戻しますが・・・
メインをお魚にしたこともありますし、デザートがりんごのシャーベットで軽めでしたので、
お腹の具合にジャスト、と言う感じで気持ちよく完食いたしました。

30代ともなると、どうもかつてのようにがっつりいただける胃の容量がなくなってしまって、、
無理できないこともありませんが、コースだったら、肉・魚の両方は無理、
デザートはあっさりめか、あるいは食事の方を減らすかしないと、
なかなか気持ちの良い食事とならないようになってまいりました。。

まあ、成長期をとっくの遠に追えているのですから当たり前なんでしょうが、
いささか寂しさを感じないではないですね。。(30代のぼやき)

でも、そういう点では、こちらのコースお料理はりんごシャーベットで締め!
と言うのは、30代のお腹事情には非常に優しいかと思います(笑)

今回こちらのお店をセレクトさせていただくにあたって、
私は偶然にとある雑誌の弘前特集で見つけて心に留めておいたのですが、
実際に訪れるにあたり食べログさんなどで事前チェックしたところ、正直評価は高くないんですよねえ。

口コミの一つ一つをさらっていくと、確かにそういうことはこのお店ならありうるだろうな・・・
と言うのは、実際の訪問後何とはなしに想定できるような気はしました。

私たちの訪問時は幸いにも特にこれと言った問題は無く良い時間を過ごす事ができましたが、
私が想定し得る事前の事故回避策と致しましては、、

*観光のハイシーズンは避けた方がいいかも(あるいは真冬などオフすぎるときも)
*心配なら予約をして、当日提供してもらえるコースを確認しておく

そして、あまり細かい事は気にしすぎない、ってところでしょうか。

私は自分が東京在住なのでよく分かるのですが、
東京の人って東京の理屈を他の土地にも持ち込んじゃうことってありますよね。

東京の人が、と言うよりどこの地域の人でも自分の環境を基準に考えてしまうのは一緒でしょうが、
その基準を手放さないと楽しめなくなってしまうことってあると思います。

ここは改善したほうがいいんじゃないかな?と思えるところはありますし、
もしも自分がお店の立場だったらここはこうするなあ、と言う点もありますが、
まあ、それはそれとして、私的には悪くはないお店だと感じました。

ただ、お店のあり方としては、地元に人たちをメインに考えているのか、
あるいは観光客なのか(特に都会の人を視野に入れているのか)、
によって、お店のあり方は変えるべきなのだとは思います。

私のこれまでの弘前滞在時の食に関する総合評価を考えてみると、
全体として、ハズレがほとんどないんですよね。

割と食事は美味しくても食後のお茶がアウト!であれれ・・・なんてお店もけっこうあるものですが、
弘前はお茶も美味しいお店が多かったと言う印象が強いです。

そういえば、そもそも何故弘前に洋館が多いのか?と言うことが謎に思えて、
弘前は神戸とか横浜のような港町と言う印象でもないですし、
何故なのかな~・・・とぼんやりと思うところではありました。

詳しく調べ上げたわけではないのではっきりしたことではありませんが、
どうも津軽藩が積極的に西洋の文化や技術を取り入れようとしていたとか言う事で。。

もしもそういう血筋があるのだとすれば、何で弘前でフレンチなのか、とか、
不思議と美味しいものが多いな~・・・などと言う事も、
その理由の輪郭が薄らぼんやりとでも見えてきたような?

・・・そんな気もいたしますね。

サロンドカフェアンジュ食べログ内ページ http://r.tabelog.com/aomori/A0202/A020201/2000246/


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