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アフタヌーンティーのスコーンについて [サービスの効用]

アフタヌーンティーと言うものをこよなく愛しています。

何とも優雅な気分に浸れるのがいいのですよね。

アフタヌーンティーには優雅なイメージがあります。

高級ホテルのラウンジなどで提供しているケースが多いからでしょうか。

あるいは、紳士淑女の国(と言うイメージがある)、
イギリスで産まれたものだからでしょうか。

20代後半の一時期、ある友人と二人で、
ホテルのアフタヌーンティー巡りなるものをしたことがありました。

ホテルラウンジと言う場所が好きなこともあって、
以降もアフタヌーンティーを利用することが割とあります。

最初のうちは「ホテルでアフタヌーンティー」と言うだけでありがたがっていたのですが、
経験を積むうちに色々学習してきまして、「これじゃあいかんな!」
と言う不満点も感じるようになってきました。

その一つが、スコーンの温度について。

これも、前記事・前々記事に引き続いた内容なんですけれどもね。
(温かいものは温かく!の問題で)

スコーンはやはり温めた方が美味しいもの。

ところが、この温めた方が美味しいものを、
温かく食べさせてくれないケースと言うのも多々あるのですよ。

まずそもそもに、スコーンを温めないお店もあります。

これはもう、残念と言うしかない。

ホテルラウンジのアフタヌーンティーってけっこうなお値段ですからね。
フレンチのコースランチとか食べられちゃうお値段ですから。

それを思うとやはりそれだけの対価は得たい!と言う気持ちになりますので、
やっぱりスコーンは温めてほしいな~と思う次第なのであります。

そして、アフタヌーンティーと言えば、
あの三段トレーが代名詞的な存在ですよね。

でも、あれって本来の形ではないそうですが。

本当は普通に一皿一皿並べるところを、
テーブルが狭い場合の対策としてあのような形になったとか。

ところが、むしろあれこそがアフタヌーンティー!
と言うイメージができてしまったのですから不思議なものです。

基本的なスタイルとして、あの三段トレーには、
一番下にサンドウィッチ、真ん中にスコーン、一番上はケーキなど甘いもの、
となっています。

で、下のお皿から順番に、つまりはサンドウィッチから食べ始め、
順々に上に移っていく、と言うのがマナーになるようです。

何故サンドウィッチからかと言うと、
パンが渇きやすいので、美味しい状態でいただくために早めに、
ということらしいです。

何事もマナーには意味があってのこそなのですよね。

ところが、そういうスタイルで食べるとなると、
いくらスコーンを温めていたところで、
サンドウィッチを食べている間に冷めてしまうことになります。

ですから、ちょっと気の利いたところであると、
最初に三段トレーを持ってくる際にはスコーンだけは乗っておらず、
サンドウィッチを食べ終わる頃を見計らって持ってきてくれる。

と言うのが、サービスになる訳なのです。

ところが、日本ではそれを行ってくれるところは少ないです。

ここではやはり対価の問題が生じてきて、
決してお安い値段ではないのだから、そこまでしてほしいな~と言うのが本音なのです。

仕方なしに、私の場合は、スコーンから食べてしまうことにしています。

サンドウィッチが乾くのも嫌だけど、スコーン優先で。
やはりアフタヌーンティーの魅力はスコーンにあり!と思っているので。

それに、サンドウィッチは乾いてしまわないように、
かいわれなどを上に乗せて、多少なりとも乾きを防ぐ対策をしてあったりします。

しかし、スコーンから食べるのは本来はマナー違反みたいですけどねえ~

でも、マナー違反でもこれは利点があります。

と言いますのは、スコーンはどちらかと言えば甘味のある食べ物ですよね。
大抵、クロテッドクリームにジャムなどをつけますし。

ところが、アフタヌーンティーと言うのは、スコーンの他に、
焼き菓子だのなんだの他にも甘いものが盛りだくさんで付いてきます。

途中で甘い味に飽きてしまうのが私の感覚でして、
中間に塩気のあるサンドウィッチを食べる方が私的にはちょうど良いと感じるのです。

これは私だけの感覚ではないようで、日本の人は途中で塩味に戻りたくなるようです。

しかし、あっちに手をつけこっちに手をつけ、と言うのはマナー上よろしくないようで、
確かにあっち食べこっち食べ、と味をごちゃごちゃさせるのは、
スタイルとしては格好良いものではないかもしれません。

だとするなら、スコーン→サンドウィッチ→お菓子、
の順番にするのが日本人の舌の感覚には合っているような。

イギリス人的にはどうだか分かりませんが、、

この順番なら、最初から温めたスコーンを持ってきても大丈夫ですし!

サンドウィッチに関しては、かいわれ乗せでもやはり乾きの問題は生じますので、
古典の形式にはずれますけど・・・乾きにくいパンを使うという対策もありかもしれません。

場所によってはクロワッサンサンドにしているところもあったりしますから。

ま、でも古典的なキューカンバーサンド(きゅうりのサンドウィッチ)
が美味しかったりするんですけどね~

なかなか完璧は難しいかもしれませんが、色々と知恵はありそうだ!

えっと・・・本題はスコーンは温かく食べたい、だったので、
ちょとズレましたけれど・・・

いずれにしても、アフタヌーンティーも進化を求む!!
ということで♪


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ワンプレートは嫌い [サービスの効用]

前記事を書きながら、ふと思い当たることがありました。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。
それが美味しく食べるための基本。

この基本精神にのっとると、もう一つこれはどうもな・・・と思い当たるのが、
ワンプレートになったお食事です。

ワンプレートランチとかって、よくカフェのメニューにありますよね。

「カフェ」と言う存在が日本に登場してブームになり、認知されて定着する中で、
そこで提供されるワンプレートランチが何やらおしゃれっぽいものとして憧れの対象だった時代がありました。

しかしですね。落ち着いてよくよく考えてみると、、
ワンプレートって手間やコストを省くための手法に過ぎないのです。

一つのお皿で済ませることで、配膳したり洗ったりする時間と手間が省けるし、
結果、コストも削減できるかと。

カフェと言う存在はあくまでカジュアルなものなので、
本来あまり高いお金を取ることができないから、コストや手間を省く必要があります。

それゆえの苦肉の策がワンプレートのような気がするのですが、
それがおしゃれっぽく感じてもらえていたというのは、
まあ、ラッキーな時代でありましたね。

でも、カフェもワンプレートもすっかり日常のものとして定着してしまえば、
人間と言うのは学習をして次なる欲求を求めるもの。

ワンプレートはお弁当と一緒で、色んなお料理が混在しています。
すると、本来温めた方がよいものと冷たい方がよいものが一緒くたになっていて、
上述の「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく」の基本精神を害するわけです。

ワンプレートっておっしゃれ~と呑気に言ってくれる人が多い時代はよかったですが、
経験と学習を積んだ人たちを満足させるのは手ごわいですぞよ・・・!

温かいものを温かく、冷たいものを冷たくいただくには、
それに合わせて受け皿となるお皿を温めたり冷たくしたりする必要があります。

しかしながら、温かいものと冷たいものが混在して同じお皿に乗っていると、
どっちかに合わせればどっちかにとって良くないわけで、
やっぱりワンプレートなんて大していいもんじゃないな!と言うのが結論な訳です。

ま、でも、先にも言いました通り、ワンプレートにすることで、
手間と時間を省き、コストも削減できるということで、
その代わりにお安く提供してくれるというのであれば、それもありなのです。

でも、まだ何を勘違いしておしゃれっぽいつもりでいるのか、
大して安くもないのにワンプレートになってると、
私としてはじくじたる思いが湧いてきたり。。

お弁当と同じ理論で、いっそ冷たいものオンリーか、
温かいものオンリーにしてしまうか、そうしていただけるとありがたいのに。

これもちょっとした気遣いの問題ですよねえ。

私は食いしん坊なだけに、せっかくの食べ物がこれが最も美味しい食べ方だよ!
とならずに、安易に提供されてしまうのは悔しいのです。

かけられるお金や手間に限界はあるけれど、
その中で最高の状態を産み出していくのがサービス精神だと思いますので。

「ワンプレートは嫌い」と題してしまいましたが、
「これがワンプレートの進化型だ!!!」

と、いっそワンプレートを追及してくれるお店が現れたりしたら楽しいかも・・・?
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こんな弁当はいやだ! [サービスの効用]

デパ地下などで、たまにお弁当を買うことがあります。

本来お弁当と言うのは作り立てで食べるものではないので、
「冷めても美味しい」と言うことが前提になったものですよね。

ところがこの世に電子レンジと言う文明が現れまして、
レンジでチンして食べるのが前提になったお弁当と言うがけっこうあります。

やっぱり温めて食べた方が美味しいものも多いので、
それ自体は何ら問題がないのですが、、

問題は、「温めたくない」食べ物が一緒に混在していることがあるのです。

例えば、漬物、とかね。

でも、漬物ってけっこうお弁当に入っていますでしょう~

あれがどうにもこうにも許せないのであります。。

なんかセンスねーな!

って思っちゃうのよ~~~

弁当ごときでごちゃごちゃ言うな!って思う人もいらっしゃるかもしれませんが、
でも、どうにでも対策のできることなので、それはやっぱり怠慢だと思うのでありますよ。

例えば、温めたくないようなおかずの部分は取り外せるようにしておく、とか、
温めて美味しいおかずのみのラインナップにしておく、とか。

某店のふかひれ弁当と言うのがあります。

とある高級中華レストランが出しているお総菜屋のお弁当なのですが、
お弁当としてはお値段高めで、でも、その分味は美味しかったです。

ただ・・・同じケースにザーサイが入っていて、
ふかひれだから温めるのが前提にもかかわらず、
しかしながら、ザーサイは温めたくはないもの。

温める前にザーサイだけ小皿か何か移せば済む話ではあるのですが、
そもそもお弁当を買う時って手間を省きたいとか食器を用意できる状況じゃないとか、
そういうシチュエーションであったりしますよね。

ふかひれは確かに美味しかった・・・
でも、ザーサイを一緒に温めざるを得ない状況設定は、
どうもセンスのなさを感じてしまうのです。。

これが300円のお弁当なら文句は言うまい。

でも、高級弁当と言う設定のものなので、
やっぱり文句の一つも言いたくなるのでありますよ。

そして、上述の如く、決して無理難題を言っている訳ではないと思いますし、
ちょっとした一工夫、気遣いでどうにかなる類の問題だと思うのですよねえ。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食べるのが、
ごはんを美味しく食べるための基本中の基本ですから。

結局、その後そのふかひれ弁当は買っていません。

ザーサイひとつでこのような選択をされる可能性があるのは
もったいないと思うんだけどなあ・・・

本当は投書でもして伝えるのが優しいのかもしれませんが、
そんな面倒を取らずとも、他に美味しいものあるしね!
と言うことで、放置です。

今はモノもサービスも溢れている時代。
いずこも生き残りをかけてよりよいモノをサービスを、と工夫していますよね。

でも、ちょっとした気遣いが抜け落ちているために、
脱落しかかっているところが多くあるような気がします。

私もサービス業に従事ている身。

人のふり見て・・・で、心しなければなりません。


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