イグレックの公式サイトはこちらから
映画「カルテット!人生のオペラハウス」DVDにて鑑賞。
名優ダスティン・ホフマンの初監督作品です。
引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」。
そこにかつてのオペラ界の大スター、ジーンが新入居者としてやってくる。
ハウスで余生穏やかに暮らしていたはずのレジーに暗雲が垂れこめる。
若かりし頃、レジーとジーンは愛し合った仲だったのだが、
ジーンの裏切りにより二人の愛は破綻したのだ。
一方、資金繰りによりハウスは閉鎖の窮地に追い込まれていて、
ハウスで開く予定のガラ・コンサートを何としてでも成功させねばならなかった。
そのためにはジーンの出演が頼みの綱であったが、彼女はかつての栄光にすがりつき、
老醜をさらすことを恐れ、ハウスで暮らす人間とも距離を置こうとした。
ジーンの背信をいまだ許すことができずにいたレジーだったが、
ハウスの仲間であるシシー、ウィルフに促され、
ジーンを舞台に上がらせる計画を練るのだが、、
マギー・スミスやマイケル・ガンボンなどのイギリスの名優とともに、
クラシック・オペラ界のアーティストたちが共演、と言うなんともぜいたくな作品!
作中折々にオペラの名曲が演奏され、この上なく優雅な映画鑑賞の一時となりました。。
引退した音楽家たちが暮らす、要は老人ホームなのですが、
本当にそんな場所があるのかどうか分からないけれども、実際にあるんだとしたら素敵ですねえ。
周りには森しかないような喧騒からは完ぺきに隔絶された場所にあるのですが、
豪奢なお城のような邸宅で、手入れが行き届いた素敵なお庭があって、
ハウスの至る所で、歌ったり、楽器を弾いたり、踊ったり。
時々学生たちを呼んで、音楽の講義を開いたり、
子供たちに演奏を教えたり、なんてこともしているようでした。
イギリスらしく優雅にティータイムなんかも楽しんでいたりして、
う~ん、なんともうらやましい余生の暮らしです。。
もちろんジイさんバアさんばっかり集まっているのですから、
色々ワガママ言ったり、威張っている人がいたりと、
いつになっても人間の業の縮図を見せつけているような面はあるのですけれどもね。
最近老人たちが主役になった映画が多いような気がするんですけど
(私がたまたまその手のものをたくさん観ているだけ??)
珍しく、この映画では「誰も死なない」のがいいですね。
老人映画は必ず誰かしら死んで(実際その方がナチュラル)、
それが物語の一つの盛り上がり部分にもなったりするのですが、
そのパターンはあえて(たぶん)してないのがよいと思います。
しかし、老人映画と言うのは、何故か老人世代じゃない人たちをも
元気にしてくれる映画だと思うのです。
年取って、当然容色も体力も衰えて、病気や死というものが常に隣にいる彼らが、
元気で明るく、そんな年になっても尚、未来を見据えて前進している、
そういうところがよいのかな。
この作品で心に残った台詞があったのですが、
「年を取ったら弱虫では生きていけない」
そんな感じのせりふだったのですがね~
ほんとにその通り。
音楽がとても素晴らしい映画だったので、
こちらのCDと合わせて楽しんでもよいかも♪
映画「カルテット!人生のオペラハウス」公式ウェブサイトはこちらから
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ダスティン・ホフマン初監督作★「カルテット!人生のオペラハウス」 [映画の効用]
映画「カルテット!人生のオペラハウス」DVDにて鑑賞。
名優ダスティン・ホフマンの初監督作品です。
引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」。
そこにかつてのオペラ界の大スター、ジーンが新入居者としてやってくる。
ハウスで余生穏やかに暮らしていたはずのレジーに暗雲が垂れこめる。
若かりし頃、レジーとジーンは愛し合った仲だったのだが、
ジーンの裏切りにより二人の愛は破綻したのだ。
一方、資金繰りによりハウスは閉鎖の窮地に追い込まれていて、
ハウスで開く予定のガラ・コンサートを何としてでも成功させねばならなかった。
そのためにはジーンの出演が頼みの綱であったが、彼女はかつての栄光にすがりつき、
老醜をさらすことを恐れ、ハウスで暮らす人間とも距離を置こうとした。
ジーンの背信をいまだ許すことができずにいたレジーだったが、
ハウスの仲間であるシシー、ウィルフに促され、
ジーンを舞台に上がらせる計画を練るのだが、、
マギー・スミスやマイケル・ガンボンなどのイギリスの名優とともに、
クラシック・オペラ界のアーティストたちが共演、と言うなんともぜいたくな作品!
作中折々にオペラの名曲が演奏され、この上なく優雅な映画鑑賞の一時となりました。。
引退した音楽家たちが暮らす、要は老人ホームなのですが、
本当にそんな場所があるのかどうか分からないけれども、実際にあるんだとしたら素敵ですねえ。
周りには森しかないような喧騒からは完ぺきに隔絶された場所にあるのですが、
豪奢なお城のような邸宅で、手入れが行き届いた素敵なお庭があって、
ハウスの至る所で、歌ったり、楽器を弾いたり、踊ったり。
時々学生たちを呼んで、音楽の講義を開いたり、
子供たちに演奏を教えたり、なんてこともしているようでした。
イギリスらしく優雅にティータイムなんかも楽しんでいたりして、
う~ん、なんともうらやましい余生の暮らしです。。
もちろんジイさんバアさんばっかり集まっているのですから、
色々ワガママ言ったり、威張っている人がいたりと、
いつになっても人間の業の縮図を見せつけているような面はあるのですけれどもね。
最近老人たちが主役になった映画が多いような気がするんですけど
(私がたまたまその手のものをたくさん観ているだけ??)
珍しく、この映画では「誰も死なない」のがいいですね。
老人映画は必ず誰かしら死んで(実際その方がナチュラル)、
それが物語の一つの盛り上がり部分にもなったりするのですが、
そのパターンはあえて(たぶん)してないのがよいと思います。
しかし、老人映画と言うのは、何故か老人世代じゃない人たちをも
元気にしてくれる映画だと思うのです。
年取って、当然容色も体力も衰えて、病気や死というものが常に隣にいる彼らが、
元気で明るく、そんな年になっても尚、未来を見据えて前進している、
そういうところがよいのかな。
この作品で心に残った台詞があったのですが、
「年を取ったら弱虫では生きていけない」
そんな感じのせりふだったのですがね~
ほんとにその通り。
音楽がとても素晴らしい映画だったので、
こちらのCDと合わせて楽しんでもよいかも♪
映画「カルテット!人生のオペラハウス」公式ウェブサイトはこちらから
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